ECサイトの売却は可能?効率的な売買ができるM&Aの仕組みとは?

2018.12.14

ECサイトが軌道に乗って売り上げが増えると、企業などから買収を持ちかけられることがあります。
売り上げが大きかったり、閲覧者数が多かったりするサイトは特に大きな値段がつけられることがあるので、積極的に売却を考えてみるべきです。しかし、サイトM&Aの仕組みについてよく知っておかないと、スムーズな売却はできません。
そこで、この記事では効率的なECサイトの売却ができるように、サイトM&Aの仕組みについて紹介します。

1.ECサイトの売却ができるサイトM&Aとは?

ECサイトの売却を検討しているのであれば「そもそもサイトM&Aとはどういうものか」について知っておくべきです。
サイト売買ができるサイトの種類やどうしてサイトM&Aが成立するのかについて理解しておきましょう。ここではサイトM&Aについて詳しく紹介していきます。

サイト売買ができるM&Aとは?

サイトM&Aとは会社の株式を買収するM&Aのように、webサイトやブログ、コンテンツなどを売買することを指します。
買収側は影響力の大きいサイトを買収することで、簡単にそのサイトの顧客を抱え込めるという点でも会社を買収する際に使われるM&Aという言葉と同様です。
そのため、web上のコンテンツであれば、ブログやwebサイトといったジャンルを問わず行われます。サイトM&Aは当事者間での交渉によって行われますが、双方の条件調整で難航するケースも少なくありません。そのため、サイトM&Aの仲介を専門とする業者も存在しています。

なぜ売買が可能?M&Aの仕組み

サイトM&Aはそれまでサイトを運営してきた人物から運営権を譲渡してもらう形で買収を行います。
サイトM&Aを行うのは個人間でも問題ありませんが、法人であるケースが多いです。売却側と買収側の双方の契約によって、売買が成立します。
サイトM&Aによって売り手と買い手の利害が一致すると、双方にとって大きなメリットです。しかし、必ずしも理想的なパートナーに出会えるとは限りません。そこで、仲介業者が売り手と買い手の間に入って、希望に沿ったパートナー同士をマッチングさせる方法が一般的です。

▼参考
webサイト売買のコツと売買成立までの7つのステップ

2.本当にECサイトの売却は可能?

これまで実際にECサイトを売却してきた人のなかには、当初は「本当に売却できるのか」と疑問に感じていた人もいます。しかし、実際に多くのサイトM&Aが行われているのは事実です。そこで、ここでは「なぜECサイトの売却が可能なのか」について解説していきます。

ECサイトの売却が可能な理由

ECサイトの売却が可能な理由を簡単にいうと、「ECサイトを買いたい人が一定数いるから」です。
人気のあるECサイトには多くの顧客がついています。事業拡大をしたい個人や企業にとって、買収することでそれらの顧客を一気に獲得できるのは非常に大きなメリットです。たとえ、不景気に陥ったとしてもすべての企業の景気が悪くなることはありません。そこには一定数儲かっている企業があるはずです。つまり、ECサイトの売却は常に一定数の需要があるので、人気のあるサイトであれば売却はいつでも可能だといえます。

ECサイトを購入するメリット

買い手側にとってECサイトを買収するメリットには「すでにできあがっているECサイトを購入すれば手間をかけることなく事業が拡大できる」というものもあります。どれだけ自社の商品に自信があったとしても、ゼロからECサイトを立ち上げていたのでは、消費者に認知されるまで時間がかかってしまいます。

ところが、すでに人気のあるECサイトを購入することで、いきなり自社の商品の認知度がアップするのです。そのため、ECサイトを買収したい企業も一定数存在し、売却もできるといえます。

3.よくあるECサイトの売却理由を紹介!

ECサイトの売却を考える理由は人それぞれです。そのなかでも、よくある理由としては「資金作り」または「運営が難しくなった」の2つが挙げられます。そこで、ここではECサイトの売却でよくある2つの理由について解説します。

理由1:資金作り

ECサイトの売却金額はそのサイトの顧客数や閲覧者数によって異なります。
そのため、売却金額としては数十万円~数千万円が一般的で、かなり幅があるのが特徴です。利益率の良い高額で売却できるECサイトであれば、まとまったお金が手に入るので、新規事業や投資に活用する人もいます。

理由2:運営が難しい

複数のECサイトを立ち上げて事業を展開している場合、あるサイトが軌道に乗ると忙しくなって、それ以外のサイトまで手が回らなくなることがあります。すると、それなりに利益を上げているサイトでも人手が足りないために更新ができず、次第に顧客が離れていってしまう事態が想定されるのです。

そのような事態に陥る前にサイトM&Aで売却を考えるのは自然なことです。実際に運営が難しくなったサイトを売却する事例もたくさんあります。

4.売却ができるECサイトの種類は?

一口にECサイトといってもたくさんの種類があります。そのなかでも売却のできるECサイトとして挙げられるのが「小売型」「メーカー型」「モール型」の3つです。ここではそれぞれの種類について解説していきます。

種類1:小売型ECサイト

小売型ECサイトの特徴はモールを利用せずに、独自の知識や経験を活かして商品を集めて自社のサイトで販売することです。モールを利用しないので、消費者に対してよりPRしないと大きな売り上げにつながりません。逆にいうと、モールに頼らず独自の顧客を抱えているといえます。そのため、利益率のよい小売型ECサイトは買収のターゲットになりやすく、サイトM&Aが行われるECサイトとしては最も一般的です。

種類2:メーカー型ECサイト

売却できるECサイトとして、次に挙げられるのはメーカー型のECサイトです。メーカー型の特徴は、販売だけでなく商品開発などを手掛けていることだといえます。つまり、商品に対して独自の技術を保有しているケースが多く、それを目的として買収されることが多いです。また、買収することでそのメーカーが所有している特許や商標権なども手に入れられる可能性があります。

種類3:モール型ECサイトの売却について

モールを利用しているECサイトの場合、実はどれだけ人気のあるサイトであっても基本的にモール運営会社の規約によってサイトM&Aはできません。ただし、事業承継のみの売却ではなく、会社ごと売却するのであれば可能になります。つまり、ECサイトだけでなくそれを運営していた会社の株式も譲渡するという形です。

注意点としては、会社の株式を譲渡した場合でも、モール運営会社からの審査が入る可能性があるということが挙げられます。必ずしも認められるわけではないので、このタイプでサイトM&Aを検討するときは注意して話を進めるようにしましょう。

5.ECサイト売却のポイント

ECサイトを売却するときは2つのポイントがあります。
それは「専門家に依頼する」「売買サービスを利用する」の2つです。サイトM&Aは契約に関して複雑になるケースが多いので、自分だけで悩まず専門家を利用するようにしましょう。ここでは、それらのサービスを利用するときのポイントについて解説します。

ポイント1:専門家に依頼をする

ECサイトの売却を行うにあたっての問題点の1つに「適正な価値の算定が難しい」というものがあります。
この点は株式などで時価総額が判断できる会社のM&Aと比べて違う点です。そのため、素人が下手に売却交渉をすると安く買いたたかれてしまう恐れがあります。公認会計士や契約書を作成してくれる弁護士のなかには、ECサイトの価値を算定してくれる専門家も存在しますので、依頼すると安心です。

ポイント2:売買サービスを利用する

売却を考えるときに「できるだけよい売却先を選びたい」と思うのは自然なことです。
しかし、どうやって探したらよいかわからないという人もいます。そこで、頼りになるのがサイト売買サービス利用することです。たとえば、当サイト売買サービスのReSite(リサイト)では、サイトM&Aの仲介を行うだけでなく、弁護士や会計士によるサポート体制も充実しています。また、料金形態も明確で社内に専任のコンサルタントが複数名在籍しておりますので、安心してスピード感を持って利用できる点もメリットです。

6.ECサイトの売却ポイントを押さえて!専門家に依頼して安全な取引を

収益性のあるECサイトは買収側の需要が高いので、高額で売却できる可能性が高く、資金を作りたい人に向いています。
ECサイトの売却にあたって大切なことは、専門家に依頼することです。専門家に依頼することで、トラブルが少なくスムーズなサイトM&Aが実行できます。ECサイト売却のポイントを押さえて賢く売ってみましょう。