サイト売買をする前に!チェックすべきメリットとデメリットを紹介

2019.01.29

インターネットの普及によってサイトから得られる情報は個人、法人を問わずに膨大な量となっています。
さらに、今後はAIの普及やIoTなどの技術革新によって、サイトを利用した取引はさらに活発になっていくと予想されています。そのような状況にあって注目されているのが「サイト売買」だといえます。
しかし、サイト売買には売却側と買収側のそれぞれにメリット・デメリットがあるため、よく理解しておかないと損をすることにもつながりかねません。
そこで、この記事ではサイト売買におけるメリットとデメリットについて紹介します。

1.サイト売買ってどういうこと?

サイト売買とは、その名のとおり企業あるいは個人が運営しているサイトの所有権を売買することを指します。売買する対象者には個人だけでなく法人も含まれ、一般的には個人間での売買よりも個人が作成したサイトを法人が買い上げるといった形が多く見られます。
また、対象となるサイトに魅力的なコンテンツがあれば、それらを含んで譲渡されるケースもあります。企業の買収や合併をする行為をM&Aと呼びますが、サイト売買もこれにならってサイトM&Aと呼ばれることもあります。サイト売買が行われる動機はさまざまです。
基本的には売却側は売却益を目的にサイトを譲渡し、買収側は買い取ったサイトを活用してさらなる販売戦略や収益力の強化に利用することを目的とする場合が多いです。

2.ウェブサイトを売却するメリット

サイトを売却する側のメリットとして、まず考えられるのは売却益でしょう。しかし、サイト売買において、売却側が得られるメリットはそれだけではありません。そこで、ここからは売却側が得られるメリットについて詳しく紹介していきます。

2-1.まとまった収益が入る

サイトを売却するときはある程度まとまったお金が手に入りますが、特に大きなメリットとして挙げられるのは、支払いは基本的に一括払いで行われるという点です。一括払いで行われるケースが多いのは、企業間で行われるM&Aのように天文学的な買収額になるケースが少ないためだといえます。
とはいうものの、売却金額が数千万円単位になるケースも少なくありません。
サイト売買における大体の相場というものは決まっていて、アフィリエイトサイトやECサイトの場合は「月の利益×12~20カ月分」です。
たとえば、毎月100万円程度を売り上げているサイトであれば、最高で2000万円程度の売却金額が見込めるでしょう。また、月の収益が高くなくても、閲覧者数の多いサイトは潜在的な顧客をキープしていると考えられるため、高い値段がつけられる可能性が高くなります。

▼参考
ECサイトの売却は可能?効率的な売買ができるM&Aの仕組みとは?

2-2.人脈を広げられる

サイト売買は個人対個人で行われるというよりも、多くの場合で法人がかかわっています。
そのため、通常の取引では相手にされないような大企業やこれまでとはまったく違う業種の企業とやりとりをするチャンスが生まれることがあります。また、サイト売買の過程において交渉する相手は企業だけではありません。契約書の作成などで弁護士や公認会計士といった専門家との関係を築くことも可能です。
きちんとした交渉を進めることで今後の事業拡大に役立つチャンスはたくさんありますので、長期的な視点に立ってサイト売買を行うとよいでしょう。

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2-3.特定のサイトに集中できる

複数のサイトの管理・運営を行っているときに、忙しすぎて手に負えないという場合もあるでしょう。
そのようなときに、サイト売買で売却を行うと負担が減ります。これまで多くの収入をもたらしてくれたサイトを売却するのはしのびないという気持ちもあるでしょう。
しかし、ある程度の規模にまで成長させたサイトをさらに成長させるのは、難しい場合があるのも確かです。それよりも、新しく手がけたサイトに力を入れて成長させたほうが効率のよいケースもあります。また、売却によって得たまとまった資金を新たなサイトへ投資できるのもメリットのひとつです。

3.ウェブサイトを売却するデメリット

サイトを売却する側には多くのメリットがありますが、デメリットがまったくないわけではありません。売却側のデメリットには契約にかかわるものが多く、個人が売却する場合はよく理解しておかないと後々トラブルになるケースもあります。ここからは、デメリットについても詳しく紹介していきます。

3-1.サイトのストックが減る

サイトを売却すると、当然のことながらそのサイトから得られる収入はなくなります。そのため、売却によって一時的にまとまったお金が入っても、その後の継続的な収益額は少なくなることを理解しておきましょう。また、管理・運営しているサイトが1つしかない場合は、それを売却してしまうと売却後に得られる継続的な収益はゼロになります。
売却益を元手に新しいものに投資しようとしても、収益が上がるまでに時間がかかるかもしれません。その間の生活について不安がないように十分考慮して売却するかどうかを決定するようにしましょう。

3-2.契約の引継ぎができない

特にアフィリエイトサイトを売却するときに気をつけておきたいのは、ASP会社との契約をそのまま買収側に引継ぎはできないということです。
売買によって運営者が変わるとASP会社と新しい契約を結び直さなくてはいけません。そのため、契約内容が売買の前後で変わる可能性があります。
たとえば、売却する人が高収益を上げていて特別に付与されていた単価があった場合、それを引き継ぐ買収側にもその単価が適用されるとは限りません。すると、想定していたよりも売却価値が低くなってしまうといったトラブルが発生する可能性があります。事前にASP会社と連絡をとって確認しておくようにしましょう。

▼参考
高く売れるサイトの特徴とは?自分のアフィリエイトサイトを売買する方法

3-3.競業禁止義務の契約がある

サイトを売却しても「同じようなサイトをすぐに作ればいい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、サイト売買の契約においては「競業禁止義務」が課せられるのが一般的です。競業禁止とは簡単にいうと「売却者が同じようなサイトを作ることを禁止すること」です。これは買収側が不利益をこうむることを防止するために契約書に盛り込まれる条項で、禁止される期間などの設定は各契約によって異なります。安易に契約してしまうと継続的な収入がなくなってしまう可能性が高いので、競業禁止義務の内容についてよく確認してから売却を検討するべきです.

4.ウェブサイトを買収するメリット

サイトを買収する側は買収に必要な資金を用意しなければいけません。しかし、それを上回るメリットをそのサイトに感じているからこそ買収しようと考えるわけです。サイト売買において買収する側にはどのようなメリットがあるのか、ここから詳しく紹介します。

4-1.時間・労力の削減になる

サイト売買をするうえで、もっとも大きなメリットは「時間・労力の削減」です。
企業の売上を増やすうえでサイト上でのPRは非常に効果的ですが、認知されるまでに時間がかかるだけでなく必ず成功するとは限りません。また、サイト上でのPRを成功させるためにはHTMLやCSSの効果的な使い方、SEOの知識といった専門的なノウハウが必要だといえます。
そのような専門知識のある人を雇用するにはそれなりの人件費がかかりますし、雇ってから成功するまでに一定の時間は必要です。サイトを買収するとそれなりの費用はかかりますが、ゼロから新しくサイトを立ち上げるよりも効率的なケースがあるのです。

4-2.初月から売上が立つ

通常、サイトをゼロから立ち上げると、消費者に認知されて売上が増えるまでにある程度の年月が必要です。
ところが、すでに利益を上げているサイトを買収すると、初月からそれなりの収益が期待できます。そのため、買収にある程度の投資資金が必要だとしても売上で回収できる可能性は高くなります。つまり、買収側にとってサイト売買による買収は、実は事業を拡大するうえでリスクの少ない方法のひとつなのです。

4-3.企業の節税対策になる

買収にあたって必要な金額はサイトごとに異なりますが、数百万~数千万円単位になるものも少なくありません。買収にかかった費用は経費とすることができるため、利益が上がり過ぎている企業にとっては節税対策の一環ともなります。
しかも、サイト売買における買収資金の支払いは一括払いが多いので、決算直前になっても大きな金額を経費にできるのも魅力です。
ただし、買収に含まれるコンテンツの内容や買収金額によっては一括償却できないケースもあるため、あらかじめ顧問税理士などに相談したほうがいいでしょう。

▼参考
webサイト売買は節税になる?売却益や購入費用の税務処理はどうするか

5.ウェブサイトを買収するデメリット

サイトを買収すると事業規模の拡大や節税に役立つというメリットがあります。
しかし、デメリットがあることを忘れてはいけません。買収側が投資する金額は大きくなりがちなので、必ずデメリットも考慮したうえで慎重に買収するかどうか検討するようにしましょう。
ここからは、買収する側のデメリットについて紹介します。

5-1.まとまった投資資金が必要

基本的に、買収するために必要な資金は収益や閲覧者数が多ければ多いほど高くなります。
買収側からするとそのようなサイトほど事業の拡大に役立つものですが、残念ながら買収金額も高額になります。また、一括払いが基本なので、ゼロから立ち上げる場合と比べてまとまった資金が必要な点も注意しなければいけません。
ただし、買収したサイトを上手に活用することができれば、早期の資金回収ができる可能性があるのも事実です。そのため、大切なことは買収する前から買収するサイトをどのように活用していくかを検討して、買収後すぐ実行に移すことでしょう。

5-2.ビジネスモデルやテーマの変更がしづらい

買収されるサイトは基本的に集客力が高いものですが、それはすでにサイトとしてある程度完成されているからこそだといえます。
サイトにおいて完成度が高いのはメリットでもあるのですが、買収後に「ビジネスモデルやテーマを変更しづらい」というデメリットもあるのです。
すでに利用している顧客は、買収前のサイトを好んで利用しています。そのため、急激にテーマを変化させてしまうと魅力を感じなくなって、せっかく買収したサイトに思っていたほど顧客が集まらなくなってしまうかもしれません。完成度の高いサイトはもろ刃の剣でもあるという点は注意しましょう。

5-3.サイトの自由度が少ない

完成度の高いサイトはすでにある程度カスタマイズされています。自社でカスタマイズする必要はないので、時間や労力の節約につながるという点はメリットです。
しかし、そのぶん買収後の自由度が少ないという点はデメリットだといえるでしょう。無理に買収した企業のビジネスモデルに合わせるとサイトとして違和感が生じてしまい、顧客離れが加速する可能性があります。
また、そもそも使用されているHTMLやCSSなどがカスタマイズしづらいといった問題が生じるかもしれません。買収を検討するときは、サイトの利用者数や売上だけでなく、メンテナンスなどの技術面も考慮しておくとよいでしょう。

6.メリットやデメリットを踏まえたサイト売買を!

サイト売買には売却側と買収側、双方にメリットとデメリットがあります。
サイト売買はどちらも利害が一致すれば素晴らしい取引になるのですが、詳細についてよく理解していないとトラブルになる可能性があるのも事実です。サイトの売却や買収をするときは、メリットとデメリットについてよく確認してから話を進めるようにしましょう。

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